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HubSpotCRM2026.03.14UniteX編集部・約21分で読めます

【2026年最新版】HubSpotとは?機能・料金・メリットを元HubSpot社員が徹底解説

【2026年最新版】HubSpotとは?機能・料金・メリットを元HubSpot社員が徹底解説
井元裕樹
監修者株式会社UniteX 代表取締役
井元 裕樹

大手IT企業で3年半にわたり大手企業向け営業に従事した後、Sansan株式会社にて営業・カスタマーサクセスを経験。その後HubSpot Japanに入社し、提案営業として数百社のHubSpot導入を推進。2024年に株式会社UniteXを創業。夫婦ともにHubSpot出身で、家族でHubSpotにフルコミットする体制のもと、九州エリア初のHubSpot Gold Solutions Partnerに認定。AI×CRMで企業の事業変革を支援している。

この記事を読んでほしい人

  • 1
    「HubSpotって何ができるの?」をざっくり理解したい方 → 6つのHub製品・Smart CRM・Breezeなど全体像を一記事で把握できます
  • 2
    HubSpotの導入を検討していて、進め方や判断基準を知りたい方 → プラン体系・シート課金の仕組みから、導入の4ステップまで解説しています

HubSpotとは?基本概要をわかりやすく解説

HubSpot(ハブスポット)とは、アメリカ・ボストンに本社を置くHubSpot, Inc.が提供するAI搭載のカスタマープラットフォームです。従来のCRM(顧客関係管理)の枠を超え、マーケティング、営業、カスタマーサービス、コンテンツ管理、データ連携といったビジネスの中核業務をひとつのプラットフォーム上で統合。「顧客とのつながり」を軸に、チーム間の連携とシームレスな顧客体験の実現を支援します。

2006年の創業以来、「インバウンド」という思想を軸に成長を続け、2026年3月現在、世界135カ国以上で26万8,000社を超える企業に導入されています。ニューヨーク証券取引所に上場しているグローバル企業でありながら、中小企業からエンタープライズ企業まで幅広い規模の企業に対応できる柔軟性を備えています。

① ひとつの基盤で完結 — マーケティング・営業・CSの各ツールが共通のCRM上で動く

② AIが業務を支援 — プラットフォーム全体にAIエンジン「Breeze」が組み込まれている

③ 必要に応じて拡張できる — 1,700以上のアプリ連携、学習コンテンツ、コミュニティで広がる

日本法人であるHubSpot Japan株式会社は2016年に設立され、東京都千代田区に拠点を構えています。日本語によるサポート体制やパートナーエコシステムも年々充実しており、BtoB・BtoCを問わず国内での導入が広がっています。

HubSpotの歴史と「インバウンド」の思想

HubSpotを理解するうえで欠かせないのが、同社が提唱する「インバウンド」という考え方です。

2006年当時、マーケティングの主流は「アウトバウンド」——つまり、見込み客リストを購入して一斉にメールを送ったり、面識のない相手にいきなり電話をかけたりする手法でした。この手法に疑問を持った共同創業者のブライアン・ハリガンとダーメッシュ・シャーが、MITの大学院で出会い、HubSpotを立ち上げました。

インバウンドの基本思想は、「相手に価値を提供することで、自然と顧客が集まってくる仕組みをつくる」というものです。具体的には、ブログやSNS、動画などで見込み客にとって役立つコンテンツを発信し、検索やソーシャルメディアを通じて自社を見つけてもらう。そして、見込み客の興味・関心に合わせた情報提供を段階的に行いながら、信頼関係を構築していく——これがインバウンドマーケティングの核心です。

HubSpotのすべての製品は、このインバウンドの思想に基づいて設計されています。営業活動においても、ニーズが顕在化した見込み客にのみアプローチするという原則が徹底されており、売り手・買い手双方にとって健全なコミュニケーションを実現する仕組みが組み込まれています。

💡 インバウンドからLoop Marketingへ

2025年秋にHubSpotが発表した「Loop Marketing(ループマーケティング)」は、インバウンドの思想をさらに進化させたフレームワークです。生成AIの普及によりGoogle検索からのクリックが減少し、従来のマーケティングファネルが機能しにくくなっている現状を受け、「ブランドの表現→個別化→増幅→進化」の4ステージを循環させる新しいモデルを提唱しています。

▶ 関連記事:Loop Marketing(ループマーケティング)とは?HubSpotが提唱する新フレームワークを解説

HubSpotの製品構成 — 6つのHub

HubSpotのプラットフォームは、Smart CRM(スマートCRM)を基盤として、業務目的ごとに分かれた6つのHub(製品)で構成されています。各Hubは個別に契約でき、必要な製品だけを選んで組み合わせることが可能です。

Smart CRM(スマートCRM)とは、HubSpotのすべてのHub製品の基盤となるCRMです。コンタクト・会社・取引・チケットなどの顧客データを一元管理し、各Hubがこのデータを共有する仕組みになっています。つまり、どのHubを契約しても、共通のCRMデータベース上で動作するため、部門間のデータ分断が構造的に発生しません。Freeプランから利用を開始でき、より高度なデータ管理が必要な場合はProfessional(¥6,000/月/シート)やEnterprise(¥9,000/月/シート)へアップグレードも可能です。

Marketing Hub
マーケティングハブ
リード獲得・育成・MA全般。メール配信、LP作成、SEO、ワークフロー自動化。
Sales Hub
セールスハブ
営業支援(SFA)。パイプライン管理、商談トラッキング、見積作成、AIコール分析。
Service Hub
サービスハブ
カスタマーサポート・CS。チケット管理、ナレッジベース、CSAT/NPS測定。
Content Hub
コンテンツハブ
CMS・コンテンツ管理。Webサイトビルダー、ブログ、AIコンテンツ生成。
Data Hub
データハブ
データ統合・品質管理。外部データ同期、AI重複検出、DWH連携。
Commerce Hub
コマースハブ
見積り・請求・決済管理(CPQ)。サブスクリプション管理、eサイン、収益分析。

Marketing Hub(マーケティングハブ)

Marketing Hubは、リードの獲得から育成までのマーケティング活動全般を支援する製品です。いわゆるMA(マーケティングオートメーション)ツールとしての機能を網羅しています。

主な機能として、メールマーケティング(パーソナライズ配信・A/Bテスト対応)、ランディングページ・フォームの作成、SEO最適化ツール、SNSの投稿管理・分析、広告のトラッキングと連携、マーケティングオートメーション(ワークフロー)、リードスコアリング、カスタマージャーニーの自動化などがあります。

2025年のアップデートでは、AIによる類似リストの自動作成機能や、見込み客ごとに最適なジャーニーを設計するAI自動化機能が追加され、Marketing Hub Enterpriseが大幅に強化されました。

Sales Hub(セールスハブ)

Sales Hubは、営業チームの活動を効率化し、成約率を向上させるためのSFA(営業支援)製品です。

商談管理(パイプライン管理)、メールテンプレートとトラッキング、自動タスク作成、コール機能と通話録音・文字起こし、見積もり作成、営業レポート・ダッシュボード、AIによる通話サマリー生成などの機能を備えています。

HubSpotのSales Hubが特に優れているのは、Marketing Hubとのシームレスな連携です。マーケティングチームが育成した見込み客の行動履歴を営業担当がそのまま参照でき、「いつ、どのページを見て、どのメールを開封したか」を把握した上でアプローチを開始できます。

Service Hub(サービスハブ)

Service Hubは、カスタマーサポートとカスタマーサクセスを支援する製品です。

チケット管理、共有受信トレイ、ナレッジベース(FAQ)の構築、カスタマーポータル、顧客満足度アンケート(CSAT・NPS)、SLA管理、チャットボットなどの機能を提供しています。

CRMに蓄積された顧客情報とサポート履歴が一元化されるため、問い合わせを受けた時点で顧客の購入履歴や過去のやり取りを即座に確認でき、的確かつスピーディーな対応が可能になります。

Content Hub(コンテンツハブ)

Content Hubは、Webサイトやブログなどのコンテンツ管理を行うCMS製品です。従来の「CMS Hub」をリブランディングしたもので、AIによるコンテンツ生成機能が大幅に強化されています。

ドラッグ&ドロップのWebサイトビルダー、ブログ作成・管理、SEO最適化ツール、動画ホスティングと管理、AIによるコンテンツ生成・翻訳、パーソナライズされたコンテンツ配信、動画クリップエディターなどの機能を備えています。

Data Hub(データハブ)

Data Hubは2025年秋に発表された最新の製品で、従来の「Operations Hub」の後継にあたります。社内外のデータソースを統合し、AIを活用してデータの整理・活用を支援することが目的です。

データスタジオ(スプレッドシート形式のデータ管理UI)、外部データソースとの自動同期、AIによるデータ品質管理(重複・エラーの自動検出と修正)、データウェアハウスとの連携などの機能を提供します。

企業が保有するデータのうち、実際に意思決定に活用されているのはわずか20%程度と言われています。Data Hubは、こうした散在するデータを一箇所に集約し、セグメント化やレポート作成の精度を飛躍的に高めることを目指しています。

Commerce Hub(コマースハブ)

Commerce Hubは、見積り(CPQ:Configure-Price-Quote)、請求書、決済、サブスクリプション管理をCRM上で一元化するための製品です。営業チームが見積り作成から決済回収までのプロセスを、外部ツールに頼ることなくHubSpot内で完結できるよう設計されています。

主な機能として、AIを活用した見積り作成と承認ワークフロー、電子署名、請求書の自動発行、定期課金(サブスクリプション)管理、決済処理(HubSpot PaymentsまたはStripe連携)、収益分析ダッシュボードなどがあります。

Commerce Hubの料金体系は他のHubと同様にシート単位の課金で、Professional(¥6,840/月/シート)とEnterprise(¥10,080/月/シート)の2プランが用意されています。なお、決済処理オプション(Stripe連携による支払い回収)は全プランで利用可能です。Smart CRM上で動作するため、見積りデータ・決済データがそのまま顧客レコードに紐付き、営業レポートや収益予測の精度向上にも貢献します。

Breeze — HubSpotのAI機能

HubSpotは2024年以降、プラットフォーム全体にAI機能を急速に拡充しています。その中心となるのが「Breeze」と呼ばれるAIエンジンです。Breezeは大きく3つの要素で構成されています。

Breeze要素 概要 主な用途
Breeze Copilot チャット形式のAIアシスタント メール下書き、レポート要約、CRMインサイト取得
Breeze Agents 定型業務を自律処理するAIエージェント コンテンツ生成、リードフォロー自動化、24時間顧客対応
Breeze Intelligence データインテリジェンス機能 企業情報エンリッチメント、バイヤーインテント分析、フォーム短縮

Breeze Copilot(AIアシスタント)

Breeze Copilotは、HubSpotの各画面からチャット形式でアクセスできるAIアシスタントです。メールの下書き作成、ブログ記事の草案生成、レポートデータの要約、CRMデータに基づく顧客インサイトの取得など、日常業務の幅広い場面で活用できます。CRMに蓄積された自社データを参照して回答を生成するため、一般的な生成AIツールよりもビジネスに即した出力が得られます。

Breeze Agents(AIエージェント)

Breeze Agentsは、定型的な業務を自律的に処理するAIエージェント群です。コンテンツの作成・最適化を行うコンテンツエージェント、見込み客へのフォローアップを自動化するプロスペクティングエージェント、顧客の問い合わせに24時間対応する顧客対応エージェント、ナレッジベースの記事を自動生成するナレッジベースエージェントなどが用意されています。

さらに、Breezeスタジオを使えば、自社の業務に合わせたカスタムエージェントの作成も可能です。2025年のSpotlightでは、Breeze Agentsの機能が大幅に強化され、AIと人間が協働する「ハイブリッドチーム」の構築を支援するアップデートが多数発表されました。

Breeze Intelligence(データインテリジェンス)

Breeze Intelligenceは、外部データベースからの企業情報・コンタクト情報の自動エンリッチメント、購買意欲の高い見込み客を特定するバイヤーインテント機能、フォームの入力項目を自動短縮するフォーム短縮機能などを提供するデータインテリジェンス機能です。CRMに登録された顧客データを自動的に充実させることで、営業チームやマーケティングチームの意思決定の精度を高めます。

▶ 関連記事:HubSpot BreezeとChatGPT・Claudeなど汎用LLMの違いとは?

💡 MCPサーバー対応でAI連携がさらに進化

2025年5月のアップデートで、HubSpotはMCPサーバー(Model Context Protocol)への対応を発表しました。MCPはAIモデルが外部アプリケーションと連携するための標準規格で、これによりClaudeやChatGPTなどのAIクライアントからHubSpotのCRMデータに直接アクセス・操作できるようになっています。たとえば、AIチャットからCRMレコードの作成・更新、エンゲージメントの追加、インサイトの取得などが可能です。

▶ 関連記事:HubSpotとClaude Codeの連携 — MCPで実現する次世代CRM運用

HubSpotの料金プラン【2026年最新】

HubSpotの料金体系は、「どのHubを使うか」と「どのプラン(エディション)を選ぶか」の2軸で決まります。各Hubに対して、Free・Starter・Professional・Enterpriseの4段階のプランが用意されています。

ここで重要なのが、前述のSmart CRM(スマートCRM)の考え方です。Smart CRMはすべてのHub製品の土台であり、コンタクト管理・会社管理・取引管理などのCRM基本機能を提供しています。有料Hub製品は、このSmart CRMの上に「マーケティング」「営業」「CS」などの専門機能を追加するイメージです。Smart CRM自体もFreeプランから始められるため、まずはCRM基盤だけで運用を開始し、必要になったタイミングで有料Hubを追加するという段階的な導入が可能です。

プラン体系の概要

プラン 特徴
Free Free CRM基本機能、コンタクト1,000件まで、フォーム・メール等の基本機能
Starter HubSpotロゴの削除、基本的な自動化、拡張された機能
Professional Pro マーケティングオートメーション、カスタムレポート、ABテストなど高度な機能
Enterprise Ent カスタムオブジェクト、高度な権限管理、収益アトリビューション等

シート単位の課金体系

2024年3月の料金改定により、HubSpotは従来のユーザー単位課金からシート単位の課金体系に移行しました。シートには「表示のみシート(無料)」「コアシート」「Sales Hubシート」「Service Hubシート」の4種類があり、ユーザーの役割に応じて適切なシートを割り当てることで、コストを最適化できます。

この変更の最大のメリットは、1名から柔軟に契約できるようになったことです。以前はSales Hub Professionalを契約すると最低5名分の料金が発生していましたが、現在は営業1名だけでもProfessional機能を利用できます。特にスタートアップや少人数チームにとっては大きな追い風です。

料金を左右する3つの要素

HubSpotの実際の月額費用は、主に次の3つの要素で変動します。

シート数
有料機能を利用するユーザーの数。役割に応じて「コアシート」「Sales Hubシート」「Service Hubシート」「表示のみシート(無料)」を使い分けることでコストを最適化できます。
マーケティングコンタクト数
メール配信などマーケティング活動の対象とするコンタクト数。CRMに登録されている全コンタクトではなく、実際に施策の対象とする人数が課金対象になります。
追加オプション
APIコール数の拡張、Breezeクレジットの追加購入、カスタムSSL、トランザクションメールなど。基本プランの上に必要に応じて追加できるオプション群です。
💡 Customer Platformパッケージでまとめ契約がお得

複数のHubをまとめて契約する「Customer Platform」パッケージでは、個別に購入するよりも割安になるケースがあります。複数部門でHubSpotを活用する場合は、まとめて契約するほうがコストパフォーマンスが高くなることが多いです。

HubSpotが選ばれる3つの理由

01
AI搭載のオールインワン・プラットフォーム
マーケティング・営業・カスタマーサービスの各ツールが同一のSmart CRM基盤上に統合されているため、部門間でのデータ分断が発生しません。マーケチームが獲得したリードの行動履歴を営業がそのまま参照でき、営業活動の結果がマーケROI分析にリアルタイムで反映されます。さらに、AIエンジン「Breeze」がプラットフォーム全体に組み込まれており、メール作成・レポート要約・リードフォローの自動化まで、日常業務の中で自然にAIを活用できます。App Marketplaceには1,700以上の連携アプリが登録されており、Slack、Zoom、Google Workspaceなど主要ツールともワンクリックで接続可能です。
02
直感的に使えるUI/UX
HubSpotは「使いやすさ」を製品設計の根幹に据えています。IT部門やエンジニアに頼らなくても、マーケティング担当者や営業担当者が自分でメール配信、レポート作成、ワークフロー構築を行えるよう設計されています。多機能でありながら画面がシンプルで迷いにくいため、導入後の社内定着率が高いことも大きな特徴です。「ツールを導入したのに現場が使ってくれない」という課題を抱える企業にとって、HubSpotのUI/UXは非常に大きなアドバンテージになります。
03
カスタマーサポートが充実している
HubSpotは日本語による電話・チャット・メールサポートを提供しており、その対応品質の高さは多くのユーザーから評価されています。製品の使い方だけでなく、「こういう業務をやりたいが、どの機能を使えばよいか」といった運用相談にも丁寧に対応してくれるため、導入後も安心して活用を進められます。HubSpot Academyのオンライン講座・認定資格、日本語ヘルプドキュメント、コミュニティフォーラムも含め、サポート体制の充実度は他のCRM/MAツールと比較しても群を抜いています。

HubSpot導入の進め方

HubSpotの導入を成功させるために、以下の流れで進めていくことをおすすめします。

1
貴社の課題と実現したいことを明確にする
まず最初に、「何を解決したいのか」「HubSpotで何を実現したいのか」を具体的に整理しましょう。リード獲得を増やしたいのか、営業プロセスを可視化したいのか、カスタマーサポートを効率化したいのか——課題が明確になることで、必要なHub製品や機能が自然と絞り込まれます。
2
プランを決定する
課題と目的が明確になったら、それをいつ、どのタイミングで解決したいかに合わせてプランを選定します。短期間で一気に体制を整えたい場合は必要な機能をまとめて導入する方法もありますし、まずはFreeプランやStarterから始めて段階的に機能を拡張していくアプローチも有効です。自社のスピード感と予算に合わせた導入計画を立てましょう。
3
自社で運用できる体制かを確認する
HubSpotは直感的なUIが特徴ですが、Professional以上のプランで成果を出すには初期設定や運用設計が重要になります。社内にCRM/MAの運用経験者がいるか、十分なリソースを割けるかを確認しましょう。運用が難しい、詳しい人がいない、リソースが足りないという場合は、HubSpot認定の構築パートナーの活用を検討することをおすすめします。パートナーは導入設計から運用定着まで伴走してくれるため、立ち上げのスピードと成果の質が大きく変わります。
4
実際に施策を打って結果を出していく
導入はゴールではなく、スタートラインです。メール配信、ワークフロー構築、レポート分析など、実際の施策を回しながらデータを蓄積し、PDCAサイクルを回していきましょう。HubSpotの真価は、施策の実行→データの蓄積→改善のサイクルを高速に回せる点にあります。最初から完璧を目指すのではなく、小さく始めて素早く改善していく姿勢が成功の鍵です。

よくある質問(FAQ)

HubSpotとは何ですか?

HubSpotとは、マーケティング・営業・カスタマーサービスなどの業務を一元管理できるAI搭載のカスタマープラットフォームです。2006年にアメリカで設立され、世界135カ国以上、26万8,000社以上に導入されています。CRM(顧客関係管理)を中心に、Marketing Hub・Sales Hub・Service Hub・Content Hub・Commerce Hub・Data Hubの6つの製品で構成されています。

HubSpotは無料で使えますか?

はい、HubSpotにはFreeプランがあります。CRMの基本機能(コンタクト管理、取引管理、タスク管理など)はFreeプランで利用可能で、最大1,000件のコンタクトを管理でき、フォーム作成やメール送信などの基本的なマーケティング・営業機能も含まれています。より高度な機能が必要な場合は、Starter(月額1,800円〜)から段階的に機能を拡張できます。

HubSpotとSalesforceの違いは何ですか?

HubSpotとSalesforceの主な違いは、ターゲット層と使いやすさにあります。HubSpotは中小企業〜中堅企業を主な対象とし、直感的なUIとFreeプランからのスモールスタートが可能です。一方Salesforceは大企業向けの高度なカスタマイズ性に強みがあります。HubSpotはマーケティングからカスタマーサービスまでをオールインワンで提供する統合型、Salesforceは営業支援を起点とした拡張型のアプローチという違いもあります。

HubSpotのAI機能「Breeze」とは何ですか?

Breezeは、HubSpotのプラットフォーム全体に組み込まれたAIエンジンです。チャット形式のAIアシスタント「Breeze Copilot」、定型業務を自律的に処理する「Breeze Agents」、顧客データの自動エンリッチメントやリードスコアリングを行う「Breeze Intelligence」の3つの要素で構成されています。CRMに蓄積されたデータを活用するため、自社のビジネスに即したAI支援を受けられます。

HubSpotの導入にはどのくらいの費用がかかりますか?

HubSpotの費用は、利用するHub製品とプランの組み合わせによって異なります。Freeプランから始めることが可能で、有料プランはStarterが月額1,800円〜、Professionalが月額96,000円〜、Enterpriseが月額384,000円〜です(Marketing Hubの場合)。2024年以降はシート単位の課金体系に移行しており、1名から柔軟に契約できます。Professional以上のプランでは初期導入費用(オンボーディング費用)が別途必要です。

HubSpotはどのような企業に向いていますか?

HubSpotはBtoB・BtoCを問わず、業種や企業規模に関係なく幅広い企業で活用されています。Freeプランから始められるためスタートアップや中小企業の初めてのCRM導入にも適していますし、Enterprise プランでは大企業の複雑な要件にも対応可能です。顧客データを一元管理して部門間の連携を強化したい企業、マーケティング・営業・カスタマーサービスの業務を効率化したい企業に特にフィットするプラットフォームです。

まとめ

HubSpotは、マーケティング・営業・カスタマーサービスを一元管理できるAI搭載のカスタマープラットフォームです。インバウンドの思想に基づいた製品設計、Freeプランから始められるスモールスタートの容易さ、そしてBreezeによるAI機能の充実により、企業規模や業種を問わず幅広い企業に選ばれています。

2025年以降のアップデートでは、AIエージェント機能の強化、Data Hubの新設、MCPサーバー対応など、AIとデータの活用を軸としたプラットフォーム進化が加速しています。CRMの導入やリプレイスを検討している企業にとって、今のHubSpotは非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

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